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プレメディカルケア産業支援プロジェクト(第4回)講演会・デザイン開発ワークショップを開催しました

1月24日(木)佐久大学にてプレメディカルケア産業支援プロジェクト(第4回)講演会・デザイン開発ワークショップを開催しました。企業、大学、医療・介護、支援機関、自治体などから多くの方に参加いただき、講師の先生、主催者を含め、計47名での開催となりました。

最初に、信州大学繊維学部特任教授の橋本先生から、「人に優しい”着る”ロボットcurara🄬の歩行支援技術とその開発体制」と題して講演いただきました。開発段階ごとに、連携企業の協力を受けながら、構造・機能をどのように進化させてきたか、分かりやすくご説明いただき、また、障害を持つ方の歩行訓練にいかに効果的であるか、ビデオなどでお示しいただきました。

続いて、連携企業のひとつであるナビオ(株)代表取締役 荻原 明雄様から、参画の経緯と苦労された点などについてお話いただきました。

次に、佐久大学看護学部・大学院教授の坂江先生から「足から始める健康づくり 佐久大学の取組み」と題して、足の健康の重要性や、佐久大学の”足育”の取組みについてご説明いただき、測定機器の開発経緯と課題についてもお話いただきました。

さらに、パラマウントベッド(株)の水上課長様から、「地方地域のこれからの医療とビジネスへの取組み」と題して、睡眠中のバイタルデータを取得する眠りSCANのご紹介や、佐久地域が地域包括ケアプログラムに適していることなどをお話いただきました。

最後に、参加者が5つのチームに分かれ、「健康長寿社会に向けた産学医連携に必要なこと」をテーマに、恒例のワークショップを開催しました。ものづくり、サービス、デザイン、建築、医療、介護、大学、自治体など、様々な方々の混成チームで熱心に討議いただき、結果を発表いただきました。

終了後のアンケートでは、これまで同様「他業種・多職種の方とお話でき、情報交換できた」というご意見を多数いただくとともに、「プレメディカルで佐久の可能性が十分ある」「地域を包括的に見守るしくみ」「地域としての目標を決め、地域ぐるみでビジネスに向かう」など、貴重なご意見をいただきました。今後のワークショップ等の活動やテーマに生かしてゆきます。

次回は2月22日(木)14:00~ 佐久大学での開催を予定しております。お気軽にご参加ください。