プレメディカルケア産業支援プロジェクト（第６回）講演会・ワークショップを開催しました

５月２４日（金）佐久大学にてプレメディカルケア産業支援プロジェクト（第６回）講演会・ワークショップを開催しました。企業、医療・介護、自治体などから多くの方に参加いただき、計２１名での開催となりました。

まず、事務局から今年度の活動計画をご説明しました。全体会議を２カ月に１回開催し、その間に新しい取組み（プロジェクト）を個別に展開してゆく予定で、ご紹介したプロジェクト候補に加え、皆様からのご提案に取組んでゆきたいと考えています。

次に、（株）エコワールド 代表取締役の江口ゆかり様より、「編成樹脂網状構造体の開発と製品展開について」ご講演いただき、持ち込んでいただいたマットレスやクッション、枕などで、参加者に使い心地を体験していただきました。ベッドをお貸しいただいた佐久大学様に感謝申し上げます。

続いて、TEKO Design柴田様より、新しい取組み（プロジェクト）として、健康セルフチェック装置のご紹介をいただきました。この装置には、佐久市の企業様も参画される予定です。

最後に、恒例のワークショップを開催しました。今回は、ご講演いただいた「網状構造体」がどのような用途に使えるか、これまでの概念にとらわれない発想で議論いただきました。

終了後のアンケートでは、「エコワールド様のものづくりに掛ける情熱と商品開発は勉強になった」「この活動がより良い佐久市になるよう協力ができれば」という声をいただき、新たな取組みのご提案として「現場の人間がものを見たり、触ったり、話を聞くとより具体的なアイディアが出るのではないか」「医療現場からの期待・要望を提案してもらえる機会を作ってほしい」というご要望をいただきました。今後の活動に生かしてまいります。