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プレメディカルケア産業支援プロジェクト(第5回)講演会・デザインワークショップを開催しました

2月22日(金)佐久大学にてプレメディカルケア産業支援プロジェクト(第5回)講演会・デザイン開発ワークショップを開催しました。企業、大学、医療・介護、支援機関、自治体などから多くの方に参加いただき、講師の先生、主催者を含め、計30名での開催となりました。

最初に、「ナノシード(除菌・消臭装置)のご紹介」と題して、(株)ナノシードの長谷川様より、製品の開発経緯と特長のご紹介をいただきました。続いて、東京造形大学の中林先生から、製品の持つポテンシャルと市場戦略について、ヘルスケア・医療機器開発展におけるトレンドのご紹介を交えて、アドバイスいただきました。

次に、日本大学の佐藤先生より、「地域資源を活用したデザインの実例」と題して、高岡市の鋳物メーカーによる民生市場への展開例をご紹介いただきました。

さらに、TEKOデザインの柴田代表から、「健康セルフチェック機器のデザイン紹介」と題して、開発の経緯や機能デザインについてご紹介いただくとともに、「製作には佐久地域の企業に携わってほしい」とのコメントをいただきました。

            長谷川様                                   中林教授                                   佐藤教授                               柴田代表

続いて、主催者側から、長野県佐久地域振興局、佐久産業支援センター、日本医療福祉デザイン協会より、来年度の活動方針として個々のプロジェクトを動かしてゆくこと、その際のデザイナーを活用するポイントについて説明いただきました。

最後に、参加者が4つのチームに分かれ、「プレメディカルの街を目指してやりたいこと」をテーマに、恒例のワークショップを開催しました。ものづくり、サービス、デザイン、医療、介護、大学、自治体など、様々な方々の混成チームで熱心に討議いただきました。

また、参加いただいた(株)小林真人建築アトリエの小林様より、講演会・ワークショップのご感想とアドバイスをいただきました。

終了後のアンケートでは、「いつも新しいことを知ることができ、考えが広がる」「いろいろな方と意見交換できるには良い」という声や、「次年度以降の方針やプロジェクトの方向性は確認・共感できた」という声をいただき、いくつかのプロジェクト・テーマのご提案をいただきました。来年度の活動に生かしてまいります。