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第7回プレメディカルケア産業支援プロジェクトを開催しました

8月9日(金)中込会館にてプレメディカルケア産業支援プロジェクト(第7回)講演会・ワークショップを開催しました。企業、医療・介護機関などから多くの方に参加いただき、計25名での開催となりました。

まず、恵仁会くろさわ病院リハビリテーションセンターの見学を行いました。身体機能を回復させるための様々な器具、それらを効果的に使用するための工夫、現在のお困りごとなどを分かりやすくご説明いただき、大変参考になりました。見学の機会をご提供いただいた恵仁会くろさわ病院様、ならびに、お忙しい中ご対応いただいた関係者の方に深くお礼申し上げます。

   

次に、大川原脳神経外科病院 田宮 高道 先生より、「リハビリテーションが目指す姿と取組みの範囲」と題してご講演いただきました。トイレの便座/操作パネル、測定データのデジタル化、手の活動量評価など、現場の具体的な事例をもとに、必要性、および、ビジネスとしてのポテンシャルを分かりやすく説明していただきました。

また、藤光樹脂(株)須田 智也様より、「3つの現場の架け橋~多職種連携ツールD-talk」のご紹介をいただきました。セキュリティが担保されたプロジェクトのコミュニケーションツールとして、また、グループディスカッションの共有ツールとしても有用であり、本プロジェクトでの活用を検討していきます。

最後に、「リハビリテーションに役立つ、私たちができること」と題してワークショップを開催しました。現場見学とご講演の内容に基づいて、活発な議論が展開されました。

アンケートでは、「現場を見ることができ、スタッフの方のニーズが聴取できた」「今まで知らなかったこと、思いもしなかったことを教えていただいた」「現場で困っていることに対しての相談や解決策について議論でき良かった」というご意見をいただくとともに、「製品のアイディア出しとともに、実現するための方策も合わせて検討できないか」というご提案もいただきました。今後の活動に生かしてまいります。