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プレメディカルケア産業支援プロジェクト(第3回)講演会・デザイン開発ワークショップを開催しました

12月6日(木)佐久平プラザ21にてプレメディカルケア産業支援プロジェクト(第3回)講演会・デザイン開発ワークショップを開催しました。企業、医療・介護機関、学術機関から多くの方に参加いただき、講師の先生、主催者を含め、計38名での開催となりました。

最初に、桐村 里紗様、一平様ご夫妻(tenrai株式会社)から、「ヘルスケアはヘルスシェアへ」と題して講演いただきました。口腔ケアは生活習慣病の予防改善としてのプレメディカルに必須であること、無関心のスイッチを入れることが重要であること、ネットワーク形成によるコミュニティのエンパワメントが効果的であることなどをお話いただき、「予防医療はライフスタイルのリデザインである」と締めくくられました。講演資料

次に、中林 鉄太郎様(東京造形大学デザイン学科教授)に加わっていただき、トークライブ「ヘルスケア環境とデザインの現場から、これからの社会に必要なこと」を行いました。桐村ご夫妻のお話を踏まえ、健康をクリエイトすることをどうやって意識付けするか? 栄養士と市民のギャップをどう埋めるか? 体験する「場づくり」とそのデザインなどについてお話いただきました。

次に、佐藤 直樹様(株式会社シズン)から、「医療機器の製造現場から医療の現場、ものづくりの現場の旬」と題して、企業シーズのご紹介をいただきました。バックボードツリーなどの商材を通し、顧客ニーズをどのように探り出して形にしてゆくか、お話いただきました。

最後に、参加者が5つのチームに分かれ、「佐久の健康長寿に必要なこと・もの」をテーマに、ワークショップを開催しました。ものづくり、サービス、デザイン、建築、医療、介護、大学、自治体など、様々な方々の混成チームで熱心に討議いただき、結果を発表いただきました。

    

終了後のアンケートでは、いくつか深掘すべき課題・テーマのアイディアをいただき、「参加者がつながるきっかけが産まれればよい」「新しい取り組みやサービスにつながればよい」「プレメディカルについてプロジェクトにおける定義を再確認すべきでは」など、貴重なご意見をいただきました。今後のワークショップ等の活動やテーマに生かしてゆきます。

次回は1月24日(木)14:00~ 佐久大学での開催を予定しております。お気軽にご参加ください。