【活動報告】エンジニア魂が再び疾走!「第二回製造業対抗ミニ四駆大会 SAKUメッセ杯」開催レポート 2026:09:14:15:13:49
2026.09.14 【活動報告】
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2026年の産業展示会「SAKUメッセ2026」にて、大盛況となった「第二回製造業対抗ミニ四駆大会 SAKUメッセ杯」の開催レポートをお届けします。
今年のSAKUメッセ2026全体の来場者数は、社会科見学参加者1,968人、企業・団体関係者587人、一般来場者1,328人の合計3,883人を記録し、前年の3,433人から450人増加する大賑わいとなりました。
■ 企画の想い:本気で挑むエンジニアの"かっこいい背中"を次世代へ
本大会は、地元中小企業が抱える「学生への認知度向上」や「若手人財の育成・交流」という課題に対し、エンジニアが真剣に取り組む「ものづくり×遊び」を通じて解決に導くイベントです。
実行委員長の樫山淳一氏が開会式で「現場で働く若手やエンジニアは本来とてもかっこいい存在。ミニ四駆という親しみやすい題材で本気の技術を結集させ、その熱い背中を学生や子どもたちに直接見て感じてほしい」と語る通り、会場は小さな子どもから大人まで熱気に包まれました。
■ 独自技術が光る競技ルール
出場条件として「自社で開発した要素を1つ以上搭載する」ことが義務づけられ、単なるスピード勝負ではなく、創造力・技術力・デザイン性を競う内容となりました。各参加企業は自社の強みを生かした独自機構や加工技術を持ち寄り、趣向を凝らした設計で挑みました。
■ 特設サーキットでの熱戦
使用コントローラーはザ・クラフターズ公式の「Bobby v2」。コースは第一回よりさらに強化された仕掛け満載の特設サーキットで、操縦技術と冷静な判断が問われる設定。各社は夜遅くまでチューニングや解析を行い、現場では真剣そのものの表情が並びました。レース当日、幾度もの試行錯誤を経たマシンが難コースを攻略するたび、会場からは大きな歓声が上がりました。

■ 大会ハイライト:激闘を制し長野吉田工業(株)が「三冠」を達成!
2日間にわたり開催されたレースでは、予選、タイムアタック、敗者復活戦、そして社長同士のプライドをかけたエキシビジョンマッチまで白熱した勝負が展開されました。
タイムアタックは圧巻のタイムを記録し、一般投票によるマシンデザインコンテストも制した長野吉田工業(株)が、決勝トーナメントでも怒涛の走りで見事【三冠】を達成しました!
【大会結果】
優勝(三冠達成): 長野吉田工業株式会社 / PET BULL
準優勝: 株式会社東京マイクロ / Tokyo Micro MarkⅡ
第3位: 株式会社サワイ / SAWAI VALUE RUNNER
最速賞(タイムアタック勝利):長野吉田工業株式会社 / PET BULL
デザインコンテスト賞: 長野吉田工業株式会社 / PET BULL
■ 産学連携の広がり:高校生・短大生とプロの技術が融合
今回は前回を上回る全18チームがエントリー。佐久平総合技術高校や長野県工科短期大学校との産学連合チームが3チーム誕生しました。プロの技術者と学生が肩を並べて試行錯誤を重ねる姿は、まさに地域全体で未来のものづくり人財を育む象徴的な試みとなりました。この学校・企業コラボは9/5の信濃毎日新聞でも取り上げられ、「記事を見て来た」という来場者も多数いらっしゃいました。
■ 今後の展望
この大会は第1回に比較して、参加チーム数が増加、チーム構成も広がり、佐久メッセの目玉イベントになりつつあります。今後も、企業と学生・地域市民との交流の起点として、また、若手技術者・学生の育成の場として、新しい企画を盛り込みながら、ますます発展させてゆきたいと考えています。乞うご期待!
■ 主催・協力・協賛
主催: SAKU メッセ 2026 実行委員会
運営協力: ザ・クラフターズ
協賛: 佐久市工場協会
■ レース参加企業と機体特徴
1. 長野吉田工業株式会社(機体名:PET BULL)
- PETボトル二重構造のウイング付きエアロボディで美しいプラスチック加飾技術を表現。

2. 株式会社セルコ(機体名:Noと言わない号)
- アルミコイルを職人技で曲げ起こした「走るコイル技術展示車」。

3. 株式会社シナノ(機体名:POLE&GO)
- 自社技術の赤アルマイトホイールとグリップ廃材パーツを配したスタイリッシュ機。

4. 長野県工科短期大学校・吉田工業株式会社(機体名:改進のこーたん)
- 吉田工業謹製の超大径アルミ切削ローラーを搭載した1人サークルの熱き挑戦機。

5. 株式会社丸信製作所(機体名:ぽぽトラ号)
- 3Dプリンターで造形した小型トラックボディと精密NC旋盤加工のアルミホイール。

6. 佐久平総合技術高等学校・中川電気工業株式会社(機体名:かりんちゃん号)
- 学校で飼育する馬を模した3Dボディに、速度連動で目が光るLEDを埋め込んだかわいらしい一台。

7. 佐久平総合技術高等学校・長野吉田工業株式会社(機体名:IGNITION SY)
- 校章カラーの塗装と手作業の金属加工パーツで勝ちにこだわった本格改造機。

8. 株式会社 高見沢メックス(機体名:メックチュン全力疾走号)
- 鮮やかな青のコーポレートカラーと自社マスコット「メックチュン」が目を引く一台。

9. 株式会社西軽精機(機体名:3年B組西軽太郎「闘え!! 六角さん号2」)
- 主要パーツを全チタンNC旋盤加工で仕上げ、手縫いの「六角さん」ぬいぐるみを乗せた夏休みの工作風マシン。

10. 株式会社ユウワ(機体名:友輪丸)
- 自社金型と再生ペットボトルキャップから作成した衝撃吸収自作ホイール。

11. (株)東京マイクロ(機体名:Tokyo Micro MarkⅡ)
- 超軽量クリアボディと削り出しジュラルミンギア・ホイールの超精密マシン。

12. 株式会社カウベルエンジニアリング(機体名:走る!見る!電脳四駆!)
- 制御基板と各種センサーを搭載し、走行データをWebブラウザで可視化する次世代型四駆。

13. 株式会社サワイ(機体名:SAWAI VALUE RUNNER)
- 大型精密加工の技術で削り出した特製ホイールとワイルドボディの融合。

14. 吉田工業株式会社(機体名:Y-02)
- 0.5mm薄肉切削のアルミギアカバー&サスペンション構造で驚異の走破性を実現。

15. 株式会社 佐々木工業(機体名:銀星 疾駆)
- 手作業で曲げ加工を施した1.5mmアルミ板ボディで剛性と推進力を大幅強化。

16. 株式会社タテキタ(機体名:タテキタ2号)
- ピストン製造技術のノウハウを応用し足回りを大幅強化したリベンジマシン。

17. 中川電機製作所(機体名:SWITCH GEAR-Mk.1)
- 配電盤・動力盤の配線をモチーフにした機能美あふれる重厚デザイン。

18. 株式会社 星野(機体名:マジョーラ・ぺんた号)
- 見る角度で色が変化する芸術的なマジョーラ特殊塗装と肉抜き軽量化ボディ。

