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【活動報告】エンジニア魂が再び疾走!「第二回製造業対抗ミニ四駆大会 SAKUメッセ杯」開催レポート

2026年の産業展示会「SAKUメッセ2026」にて、大盛況となった「第二回製造業対抗ミニ四駆大会 SAKUメッセ杯」の開催レポートをお届けします。

今年のSAKUメッセ2026全体の来場者数は、社会科見学参加者1,968人、企業・団体関係者587人、一般来場者1,328人の合計3,883人を記録し、前年の3,433人から450人増加する大賑わいとなりました。

 


■ 企画の想い:本気で挑むエンジニアの"かっこいい背中"を次世代へ

本大会は、地元中小企業が抱える「学生への認知度向上」や「若手人財の育成・交流」という課題に対し、エンジニアが真剣に取り組む「ものづくり×遊び」を通じて解決に導くイベントです。 

実行委員長の樫山淳一氏が開会式で「現場で働く若手やエンジニアは本来とてもかっこいい存在。ミニ四駆という親しみやすい題材で本気の技術を結集させ、その熱い背中を学生や子どもたちに直接見て感じてほしい」と語る通り、会場は小さな子どもから大人まで熱気に包まれました。

 


■ 独自技術が光る競技ルール 

出場条件として「自社で開発した要素を1つ以上搭載する」ことが義務づけられ、単なるスピード勝負ではなく、創造力・技術力・デザイン性を競う内容となりました。各参加企業は自社の強みを生かした独自機構や加工技術を持ち寄り、趣向を凝らした設計で挑みました。

 


■ 特設サーキットでの熱戦 

使用コントローラーはザ・クラフターズ公式の「Bobby v2」。コースは第一回よりさらに強化された仕掛け満載の特設サーキットで、操縦技術と冷静な判断が問われる設定。各社は夜遅くまでチューニングや解析を行い、現場では真剣そのものの表情が並びました。レース当日、幾度もの試行錯誤を経たマシンが難コースを攻略するたび、会場からは大きな歓声が上がりました。

■ 大会ハイライト:激闘を制し長野吉田工業(株)が「三冠」を達成!

2日間にわたり開催されたレースでは、予選、タイムアタック、敗者復活戦、そして社長同士のプライドをかけたエキシビジョンマッチまで白熱した勝負が展開されました。

タイムアタックは圧巻のタイムを記録し、一般投票によるマシンデザインコンテストも制した長野吉田工業(株)が、決勝トーナメントでも怒涛の走りで見事【三冠】を達成しました!

 


【大会結果】

 優勝(三冠達成): 長野吉田工業株式会社 / PET BULL

 準優勝: 株式会社東京マイクロ / Tokyo Micro MarkⅡ

 第3位: 株式会社サワイ / SAWAI VALUE RUNNER

 最速賞(タイムアタック勝利):長野吉田工業株式会社 / PET BULL

 デザインコンテスト賞: 長野吉田工業株式会社 / PET BULL

 


■ 産学連携の広がり:高校生・短大生とプロの技術が融合

今回は前回を上回る全18チームがエントリー。佐久平総合技術高校や長野県工科短期大学校との産学連合チームが3チーム誕生しました。プロの技術者と学生が肩を並べて試行錯誤を重ねる姿は、まさに地域全体で未来のものづくり人財を育む象徴的な試みとなりました。この学校・企業コラボは9/5の信濃毎日新聞でも取り上げられ、「記事を見て来た」という来場者も多数いらっしゃいました。

 


■ 今後の展望

この大会は第1回に比較して、参加チーム数が増加、チーム構成も広がり、佐久メッセの目玉イベントになりつつあります。今後も、企業と学生・地域市民との交流の起点として、また、若手技術者・学生の育成の場として、新しい企画を盛り込みながら、ますます発展させてゆきたいと考えています。乞うご期待!

 


■ 主催・協力・協賛

 主催: SAKU メッセ 2026 実行委員会

 運営協力: ザ・クラフターズ

 協賛: 佐久市工場協会

 


■ レース参加企業と機体特徴

1. 長野吉田工業株式会社(機体名:PET BULL)

 - PETボトル二重構造のウイング付きエアロボディで美しいプラスチック加飾技術を表現。

2. 株式会社セルコ(機体名:Noと言わない号)

 - アルミコイルを職人技で曲げ起こした「走るコイル技術展示車」。

3. 株式会社シナノ(機体名:POLE&GO) 

- 自社技術の赤アルマイトホイールとグリップ廃材パーツを配したスタイリッシュ機。

4. 長野県工科短期大学校・吉田工業株式会社(機体名:改進のこーたん)

 - 吉田工業謹製の超大径アルミ切削ローラーを搭載した1人サークルの熱き挑戦機。

5. 株式会社丸信製作所(機体名:ぽぽトラ号) 

- 3Dプリンターで造形した小型トラックボディと精密NC旋盤加工のアルミホイール。

6. 佐久平総合技術高等学校・中川電気工業株式会社(機体名:かりんちゃん号)

 - 学校で飼育する馬を模した3Dボディに、速度連動で目が光るLEDを埋め込んだかわいらしい一台。

7. 佐久平総合技術高等学校・長野吉田工業株式会社(機体名:IGNITION SY) 

- 校章カラーの塗装と手作業の金属加工パーツで勝ちにこだわった本格改造機。

8. 株式会社 高見沢メックス(機体名:メックチュン全力疾走号) 

- 鮮やかな青のコーポレートカラーと自社マスコット「メックチュン」が目を引く一台。

9. 株式会社西軽精機(機体名:3年B組西軽太郎「闘え!! 六角さん号2」)

 - 主要パーツを全チタンNC旋盤加工で仕上げ、手縫いの「六角さん」ぬいぐるみを乗せた夏休みの工作風マシン。

10. 株式会社ユウワ(機体名:友輪丸)

 - 自社金型と再生ペットボトルキャップから作成した衝撃吸収自作ホイール。

11. (株)東京マイクロ(機体名:Tokyo Micro MarkⅡ)

 - 超軽量クリアボディと削り出しジュラルミンギア・ホイールの超精密マシン。

12. 株式会社カウベルエンジニアリング(機体名:走る!見る!電脳四駆!) 

- 制御基板と各種センサーを搭載し、走行データをWebブラウザで可視化する次世代型四駆。

13. 株式会社サワイ(機体名:SAWAI VALUE RUNNER) 

- 大型精密加工の技術で削り出した特製ホイールとワイルドボディの融合。

14. 吉田工業株式会社(機体名:Y-02)

 - 0.5mm薄肉切削のアルミギアカバー&サスペンション構造で驚異の走破性を実現。

15. 株式会社 佐々木工業(機体名:銀星 疾駆) 

- 手作業で曲げ加工を施した1.5mmアルミ板ボディで剛性と推進力を大幅強化。

16. 株式会社タテキタ(機体名:タテキタ2号) 

- ピストン製造技術のノウハウを応用し足回りを大幅強化したリベンジマシン。

17. 中川電機製作所(機体名:SWITCH GEAR-Mk.1)

 - 配電盤・動力盤の配線をモチーフにした機能美あふれる重厚デザイン。

18. 株式会社 星野(機体名:マジョーラ・ぺんた号) 

- 見る角度で色が変化する芸術的なマジョーラ特殊塗装と肉抜き軽量化ボディ。

【イベントレポート】獣害×耕作放棄地を若きアイデアで解決!「NEXT佐久アワード2026」大賞は佐久平総合技術高校『Team シカしか勝たん!』

2026年9月5日、佐久市総合体育館で開催された地域産業展示会「SAKUメッセ2026」の会場内にて、「NEXT佐久アワード2026」が開催されました。本イベントは、佐久地域および周辺地域の高校生が地元産業や地域の課題解決に向けたアイデアをプレゼンテーションするプロジェクト型アワードです。

 


今年の「SAKUメッセ2026」は、社会科見学参加者数が1,968人、企業・団体関係者数が587人、一般来場者数が1,328人の合計3,883人が来場し、昨年の3,433人と比較して450人の増加となる大盛況のイベントとなりました。

 


地域の「困った」を、君のアイデアで「変えよう」地域を元気にする7つのアイデアが集結

当日は、佐久地域および周辺の5校(野沢北、野沢南、佐久平総合技術、大日向中等教育、上田)から7チーム・計25名の生徒が登壇しました。今年からは観客がスマートフォンから直接投票できる「観客賞」も新設され、会場では観客が「いいね」と書かれたうちわを振って学生たちにエールを送るなど、温かく一体感のある雰囲気の中でプレゼンテーションが進行しました。

 


提案されたアイデアは、佐久鯉を使った新商品のビジネス実践、廃校を活用した全天候型の交流施設、耕作放棄地での鹿飼育による獣害対策、空き家再生のロールモデル構築、商店街での「センベロ」企画、小海線へのSuica導入による利便性向上、放置竹林を活用した竹の葉茶の開発など、若者ならではの柔軟で鋭い視点が光るものばかりでした。各チームは5分間の持ち時間で熱弁を振るい、井出庸生衆議院議員、白鳥敬日瑚SAKUメッセ実行委員長、高柳翔佐久青年会議所理事長ら3名の審査員との白熱した質疑応答に臨みました。

 


見事「大賞」に輝いたのは佐久平総合技術高校のチーム『シカしか勝たん!』

厳正なる審査の結果、栄えある「NEXT佐久アワード大賞」に輝いたのは、佐久平総合技術高等学校のチーム「シカしか勝たん!」です。 同チームは、農林業に甚大な被害を与えている鹿問題と耕作放棄地の増加に着目し、耕作放棄地に鹿を放って飼育する「野生を忘れる作戦」を提案。安全な捕獲装置の開発に向けて地元企業へ協力を呼びかけるなど、斬新な発想と行動力が高く評価されました。

 


また、その他の各賞は以下のチームが受賞しました。

・ 地域産業賞:野沢北高等学校「とびっくら。」(佐久鯉のおにぎり販売を通じたビジネス実践)

・ 地域活性化賞:上田高等学校「COMT」(小海線の一部駅へのSuica導入による東信地域の活性化)

・ 観客賞:大日向中等教育学校 後期課程(空き家コネクトプロジェクトによる移住促進と地域連携)

 


「気の利く人が世界を変える」次世代のリーダーたちへ

表彰式では、プレゼンターとして登壇した柳田清二佐久市長から「社会の大人たちが話していることを課題として捉える素晴らしい観察力がある。探究活動を通じて、自ら課題に気づき解決できる『気の利く人』が育っていく可能性を強く感じた」と熱い講評が送られました。 また、閉会にあたり、SAKUアワード実行委員長の樫山淳一氏(長野吉田工業株式会社)は「皆さんの豊かな発想で、この佐久地域を変え、そして世界を変えていってほしい」と参加した学生たちへ大きな期待を寄せました。

 


若者たちの情熱あふれるアイデアが、今後どのように地域社会や地元企業と連携し、社会実装されていくのか、確かな手応えと未来への希望を感じさせるアワードとなりました。

 


開催概要

・ 日時:2026年9月5日(土)10:00 - 12:00

・ 会場:佐久市総合体育館(「SAKUメッセ2026」会場内)

・ 審査員:井出 庸生 氏(衆議院議員)、白鳥 敬日瑚 氏(SAKUメッセ実行委員長)、高柳 翔 氏(公益社団法人佐久青年会議所 理事長)

・ プレゼンター:柳田 清二 氏(佐久市長)

 

NEXT佐久アワード2026 発表チームと提案内容(発表順)

 


1. 長野県野沢北高等学校「とびっくら。」  【地域産業賞】

(メンバー:美齊津 凜一、池田 広明、油井 柊磨) 


  • 発表タイトル:高校生×ビジネス×佐久鯉 ~地域課題をビジネスで解決する~


  • 若者の佐久鯉消費量減少を課題とし、地元の特産品である佐久鯉を使った「おにぎり」を開発。実際にアンケートや企業へのヒアリングを行いながら販売を目指すビジネスの実践を発表しました。

 

2. 長野県野沢南高等学校「廃校再建クラブ」

(メンバー:高瀬 凛久、石川 倖大) 


  • 発表タイトル:廃校再建クラブ

  • 廃校を活用し、若者や子どもから高齢者までが集える全天候型の遊び場や商業施設(雑貨店やカフェなど)として再利用することで、地域の賑わいを創出するアイデアを提案しました。

 

3. 長野県佐久平総合技術高等学校「Team シカしか勝たん!」  【NEXT佐久アワード大賞】

(メンバー:安原 楓、片井 萌々、橋詰 虹都、木内 琢登) 


  • 発表タイトル:新校×地域活性化 佐久平総合技術高校 Team シカしか勝たん!

  • 鹿による深刻な農林被害と耕作放棄地の問題を掛け合わせ、耕作放棄地で鹿を飼育して除草に役立てる「野生を忘れる作戦」を考案。安全な捕獲装置の開発に向けた企業への協力要請も行いました。

 

4. 大日向中等教育学校 後期課程「大日向中等教育学校 後期課程」  【観客賞】

(メンバー:澤井 ひいろ、青木 楓、齋藤 結杏、豊田 新之助、柳澤 柊哉、山崎 啓、山田 海聖) 


  • 発表タイトル:空き家コネクトプロジェクト~ Re:createさくほ~

  • 佐久穂町の空き家問題に着目し、移住希望者と地域をつなぐために、最初の壁となる「残置物処理」の負担などを自ら現場に入って検証。地域に根ざした空き家活用のロールモデルを探究しました。

 

5. 長野県野沢南高等学校「まりっそ」

(メンバー:岡部 凌汰、諸山 俊成、小山 聖永、金井 琉衣) 


  • 発表タイトル:佐久市を変えるproject ~住みたいと思う市にする!~

  • 商店街の衰退と若者の流出を防ぐため、1000円で地元の名産おつまみとお酒を楽しめる「佐久ローカル商店街センベロ」イベントを企画。若者のUターン就職のきっかけづくりを目指しました。

 

6. 長野県上田高等学校「COMT」  【地域活性化賞】

(メンバー:、米川 銀河、山岸 航太朗、小山 広通) 


  • 発表タイトル:小海線のSuica導入で東信地域全体の利便性を向上させたい

  • 小海線から上田駅への通学時の改札混雑を現場で調査。定期券の取り出しによるタイムロスを解消するため、主要4駅からの段階的なSuica導入を提言し、東信地域全体の回遊性向上を訴えました。

 

7. 長野県野沢北高等学校「Bamboos」

(メンバー:相川 慶仁、小林 颯介、高鹿 季哉) 


  • 発表タイトル:竹の葉茶で防ぐ竹林被害

  • 放置竹林による土砂災害や生態系への影響を防ぐため、厄介者の竹の葉を「竹の葉茶」としてブランド化・ペットボトル飲料化するアイデアを発表。若者にも飲みやすいお茶の開発を通じた課題解決を提案しました。

 

 ■主催・協力


  • 主催:SAKUアワード実行委員会(一般社団法人佐久産業支援センター・公益社団法人佐久青年会議所)

  • 協力:SAKUメッセ2026実行委員会

第6回病院見学会を開催しました

7月7日(火)国保佐久市立浅間総合病院様でオープンイノベーションWG医療介護現場改善分科会の第6回見学会を開催しました。

 


見学会には、6企業、1大学、3病院から計13名の参加があり、浅間総合病院の各部門の方から、日頃お困りになっていること7件を伺い、現場で一緒に解決策を検討しました。

7件何れにも解決案が示され、その内容に応じて、企業、病院それぞれのサイドで実現に向けた検討が行われることになりました。

お困りごととその解決案の詳細についてご興味がある方は、SOIC事務局までお問合せ下さい。

 


お忙しい中、詳細に説明いただいた浅間総合病院のスタッフの方々、ならびに、熱心に解決策を議論いただいた参加者の方々に厚く御礼申しあげます。

2026年定時社員総会を開催しました

7月13日(月)佐久グランドホテルにて2026年定時社員総会を開催しました。

 


中川代表理事、栁田佐久市長のご挨拶に続き、以下の議案について審議、承認いただきました。

・2025年度事業活動報告、収支決算

・2026年度事業計画、収支予算

・理事、監事の任期満了に伴う選任

・会員、会費の変更及び規則変更

 


2025年度事業報告、および、2025年度決算公告は公開情報ページよりご覧いただけます。

「ヘルスケア・ライフスタイル研究会」キックオフ開催  

5月27日(水) 10:00〜12:00佐久市市民創練センターにて、「ヘルスケア・ライフスタイル研究会」のキックオフが開催され、佐久市内の企業、医療、行政、健康づくりに取り組む事業者16企業/団体、32名のご参加をいただきました。

本研究会では、地域住民や従業員の健康増進は地域の活力向上・企業の持続可能性に直結する重要なテーマと捉えて、研究会をHUBとして行政・医療・企業・地域が連携し、それぞれの強みを活かしながら、下記の重点項目を進めていきます。将来的には持続可能な「地域健康エコシステム」の構築を目指しています。
•  健康経営の推進
•  予防医療の実装
•  健康志向(ヘルスケア・ライフスタイル)による行動変容の定着

 


当日は、研究会の趣旨説明に続き、連携プロジェクトとして以下の2つのプロジェクトが紹介されました。

•  「Saku Pink Ribbon Action 2026について」  佐久医療センター 小坂泰二郎様

女性の9人に1人が乳がんになるが、早期に個人で自覚することは難しい。発症時期は働き盛りで、抗がん剤も高額となり、個人・企業ともに負担が増します。乳がん検診の啓蒙と健康経営企業を含む地域全体で取り組む連携プロジェクトを推進します。

•    サントリー健康経営支援サービス 「SUNTORY+」  サントリービバレッジソリューション(株)営業推進本部 法人営業推進部 菱川瑛太様

導入実績1,500社超の健康行動促進アプリ「SUNTORY+」の活用法や実績を紹介。継続性のための豊富なコンテンツにより個々の企業に応じた施策に対応できます。企業の健康経営の向上と優良企業の拡大を目指します。

 


【お問合せ先】
「ヘルスケア・ライフスタイル研究会」事務局 佐久産業支援センター担当:染谷、丸山
 TEL:0267-54-8171 / Email:well-being@soic.or.jp

【イベントレポート】高校生の熱きアイデアが佐久の未来を変える!初開催「NEXT佐久アワード2025」  大賞は野沢北高校

2025年10月3日、佐久市総合体育館で開催された産業展示会「SAKUメッセ」の会場内にて、初となる「NEXT佐久アワード2025」が開催されました。本イベントは、佐久地域の高校生が地元産業や地域の課題解決に向けたアイデアをプレゼンテーションするプロジェクト型アワードです。


■ 地域を元気にする8つのアイデアが集結 

当日は、佐久地域の5校(佐久長聖、野沢北、野沢南、佐久平総合技術、地球環境)から8チーム・計29名の高校生が登壇しました。会場では、観客が「いいね」と書かれたうちわを振って学生たちにエールを送るなど、温かく一体感のある雰囲気の中でプレゼンテーションが進行しました。


提案されたアイデアは、若者のUターン就職を促す地元特産スイーツの開発、フードバンクを活用した料理教室、SNSを駆使した地元企業の魅力発信、さらには野球部による地域交流活動など、高校生ならではの柔軟な視点が光るものばかりでした。各チームは5分間の持ち時間で熱弁を振るい、柳田清二佐久市長、白鳥敬日瑚SAKUメッセ実行委員長、友野将実佐久青年会議所 理事長ら3名の審査員との白熱した質疑応答に臨みました。



■ 見事「大賞」に輝いたのは野沢北高校のチーム『Becky』 

審査は非常に拮抗し、急遽「SAKUメッセ実行委員長特別賞」が設けられるほどの接戦となりました。その中で、栄えある「NEXT佐久アワード大賞」に輝いたのは、野沢北高校のチーム「Becky」です。


同チームは、農家の規格外野菜を子ども食堂へ寄付するシステム「√coh(ルートコー)」を提案。単なるアイデア出しにとどまらず、実際に農家やJA、食堂と連携して実践に移した行動力や、次世代へ引き継ぐ姿勢が高く評価されました。



また、その他の各賞は以下のチームが受賞しました。



  • 地域産業賞: 佐久平総合技術高校「恋するSAKU CARP」(佐久鯉などを活用した新SAKUスイーツの提案)

  • 地域活性化賞: 地球環境高校「僕たち最強ブラザーズ」(野球部による米作りや高齢者サロンでの地域交流)

  • SAKUメッセ実行委員長特別賞: 佐久長聖高校「とぅりあーな」(小中学校の図書室と市立図書館を繋ぐネットワークの構築)




■ 「いつか佐久の魅力を思い出して」若者と企業をつなぐ架け橋へ 

閉会にあたり、実行委員長の樫山淳一氏(長野吉田工業株式会社)は、参加した高校生たちへ向けて「東京などの都会に出たとしても、このアワードをきっかけに改めて佐久地域の魅力や地元企業の存在を知ってほしい」と熱いメッセージを送りました。


初開催となった「NEXT佐久アワード」は、単なるアイデアコンテストにとどまらず、地域の未来を担う若者と地元企業をつなぐ重要な架け橋となりました。高校生たちの提案した企画が、今後どのように地域社会や地元企業と連携し、実現していくのか、大きな期待が寄せられています。


【お知らせ】「NEXT佐久アワード2026」開催決定!エントリーは4月開始


大盛況に終わった初開催を受け、次年度「NEXT佐久アワード2026」の開催が早くも決定しました。2026年度はプロジェクトへのより充実した伴走支援を行うため、全体スケジュールを前倒しして実施されます。


■ 開催概要(予定)


  • 本番(プレゼン・表彰): 2026年9月5日(土)午前中

  • 会場: 「SAKUメッセ2026」会場内(佐久市総合体育館)

  • エントリー期間: 2026年4月〜6月末

  • 応募対象: 佐久地域に在住・在学の高校生(個人・チーム不問)

  • 募集テーマ:


    • 【地域産業部門】地元企業を元気にするプロジェクト

    • 【地域活性化部門】地域社会を明るくする取り組み



また、2026年度は本アワードの持続可能な運営と、高校生への応援の輪を広げるため、新たに地元企業様からの「協賛(盾+うちわスポンサー)」の募集も行います。
高校生の皆さんの新たな挑戦と、地元企業様からの熱い応援を心よりお待ちしております!


■NEXT佐久アワード2025 発表チームと提案内容(発表順)

1.佐久長聖高等学校「とぅりあーな」


図書館が遠いという課題に対し、小中学校の図書室と市立図書館を繋ぎ、身近で本を借りやすくするネットワーク「サクットライブラリー」の構築を提案しました。


2.野沢南高等学校「野沢南B」


西軽精機株式会社の「知名度不足・若手の応募不足」という課題を解決するため、専門用語を避けて会社の働きやすさや魅力を視覚的に伝える「社員募集チラシ」を制作しました。


3.野沢南高等学校「野沢南C」


株式会社星野の協力のもと、若者に馴染みの薄い塗装業界の魅力を伝えるため、(リール動画)やYouTubeを活用し、失敗動画やビフォーアフター、職場の多様性を発信するアイデアを提案しました。


4.佐久平総合技術高等学校「恋するSAKU CARP」


若者が将来佐久に帰りたいと思えるよう、地元の佐久鯉や特産フルーツ(りんご、プルーンなど)をキーワードにした鯉の形のモナカアイス「新SAKUスイーツ」を考案しました。


5.地球環境高等学校「地球環境高校」


県外出身者が多い野球部の視点から佐久市の人口減少問題に着目し、スキー場(パラダ)に愛犬と滑れるコースやマウンテンバイクコースを設けるなど、レジャーの多様化による地域活性化案を提案しました。


6.地球環境高等学校(野球部)「僕ら最強ブラザーズ」


小学生との米作りや、高齢者サロンでのクイズ・体操、餅つき大会など、野球部が実践してきた地域交流活動を発表し、子どもたちに夢を与えることで地域を活性化する取り組みを報告しました。


7.佐久長聖高等学校「さだまる」


物価高による低所得家庭の栄養の偏りや健康問題を防ぐため、フードバンクの提供食材(缶詰やインスタント食品など)を活用した料理教室を開催し、利用者の健康寿命を延ばすアイデアを提案しました。


8.野沢北高等学校「Becky」


農家の食品ロスと相対的貧困の解決を目指し、規格外野菜を子ども食堂へ寄付するシステムを考案。実際にJAや農家、食堂と連携して実践した成果と今後の展望を発表しました


■主催・協力


主催:ネクストSAKUアワード実行委員会
(一般社団法人佐久産業支援センター・公益社団法人佐久青年会議所)
協力:SAKUメッセ実行委員会
会場:佐久市総合体育館

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