一般社団法人 佐久産業支援センター(SOIC/ソイック)

なんでも相談窓口
相談してみる

NEWS

お知らせ

2026年10月16日(金)にオープンイノベーションWGとウェルビーイングWGの合同企画で「株式会社 能作 様」を訪問しましたので、レポートします。

      

株式会社能作は創業1916年(大正5年)の鋳物メーカーです。創業当時は、仏具、茶道具、花器を製造していましたが、2002年に「下請けからの脱却」を目指して錫100%のテーブルウェアや真鍮製インテリア用品等を開発し、自社ブランド『能作』を立ち上げました。また、「第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞審査委員会特別賞」を受賞している企業です。今回のツアーでは、「自社ブランド立ち上げへの取組み」や「人をしあわせにする経営への取組み」について能作千春社長様に講演していただくとともに、工場見学をいたしました。参加メンバーは計15名で、経営層、技術開発部門、営業部門のメンバーが参加されました。

      

今回のツアーでは、「自社ブランド立ち上げへの取組み」や「人をしあわせにする経営への取組み」について能作千春社長様に講演していただくとともに、工場見学をいたしました。参加メンバーは計15名で、経営層、技術開発部門、営業部門のメンバーが参加しました。

             

●本社工場

2017年に高岡市オフィスパークに移転した新本社工場はモダンなデザインで、日本インテリアデザイナー協会「JID AWARD 2018」大賞受賞、2019年グッドデザイン賞等を受賞。ショップ、カフェ、体験コーナーを併設し、年間約13万人が訪れる。

入口には高岡市の職人が製作した100本の真鍮製花器「そろり」が並び、その先のエントランスの壁一面には製品製造に使用されている約2,500の木型がディスプレイされている。

ショップの前には体験コーナーがあり、30~90分で錫型の鋳物製作体験ができる。

また、観光の一環として、エントランスには地元の富山県、富山市、高岡市の観光カードを置いてある。これらは、(株)能作の従業員が制作したオリジナル。

カフェテリアでは自社の錫製食器を使用した様々なメニューを提供し、美味しい食事とともに自社製品をアピール。

      

●能作千春社長講演概要

・ユーザーの声を聴きたいという思いから、能作ブランドをつくり、展覧会に出品。商品開発は顧客に近いところにヒントがある。

・先代の第4代社長(現会長)の「4つのしない方針」は、①営業をしない(営業部門なし)、②競争をしない、③(売上)目標をもたない、④教育をしない(自分に気づかせるため)。先代の方針を読み替えて、能作千春社長の「4つの方針」は、①営業をしてもらえる存在になる、②共創する、③強要しない、④学びの場を提供。

・「目の前のお客様を幸せにする」ことを考えている。「モノやコトを通して幸せを提供する」をモットーに、「コトづくり、時づくり、人づくり」をしている。

・「伝統産業にイノベーションをするため、"産業観光"をやりたい」という思いから、産業観光部を設置。工場見学をやるとともに自分達で創った工場を「産業のすばらしさを伝える」、「ファンづくりの場」としている。現在30名で、見せることを仕事とし、5感を感じる工場見学を毎日開催。ゴールデンウィークには「ファクトリー祭り」を開催し、学校夏休み期間もイベントを開催している。

・また、子ども向けの産業観光・工場見学や体験イベントなどのために、独自に作成した「能作ドリル」を作成。鋳物製作工程や高岡銅器の歴史を学ぶドリルで、それには子供たちの「好き」を入れ込んでいる。

       

●工場見学

"5感を感じる"工場を見学。工場見学は毎日開催。

工場で製作されている様々な製品類

社長講演と工場見学等を終え、能作社長と一緒に合同写真撮影。

「社長、会長の熱意が付加価値の高い製品を作っている」と感じた、有意義な時間でした。参加メンバーも大満足でした。

能作千春社長および産業観光部スタッフの皆様に感謝いたします。

ありがとうございました!

CONTACT

SOICの活動や入会など、
お気軽にお問い合わせください。

↑